昇段レポート 有木夢瑠(2020年7月5日取得)
2020/10/17(土)
弐段(鹿児島県支部)2020年7月5日取得
この度は、昇段審査及び弐段昇段のお許しを頂き、深く感謝申し上げます。また、新型コロナウイルス流行に際して実施するには非常に大変な時期でしたが、この日の為に稽古してきた私達受審者に最大限の配慮をして頂きましたこと、重ねて御礼申し上げます。
極真空手を始めて14年、まさか自分が弐段昇段のお許しを頂けるとは思ってもみませんでした。昇段審査受審のお話を頂いた当初は、「自分はまだ22歳、弐段になる資格などあるはずもない。」と思い、一度はお断りさせて頂きました。しかし、又と無いこの年齢での弐段昇段の機会、自分自身がどこまで出来るのか実力を試す挑戦の意味でも、このお話をお受けすることに致しました。
約4年前に初段を取得し、高校卒業後、ワールド極真会館の職員として働かせて頂いておりますが、毎日指導はするものの、自分の稽古まではなかなか出来ておらず、落ちていた体力を元に戻す作業は非常に大変なものでした。食事を徹底的に見直し、出勤前の朝の時間、指導後、帰宅後の時間は自分の稽古に充てました。毎日日付が変わるまでの稽古の日々は非常に苦しかったですが、今思うと継続してきたことが自信となり、自分自身の糧となっております。
迎えた本番当日、自分自身まだまだ修行が足りないと思うことばかりでしたが、自分では気付かなかった事をご指摘頂くことが出来たり、20人組手という大変貴重な体験が出来たこと、20人目の相手を恩師である大野五十三先生にして頂けたことを大変光栄に思います。
最後になりますが、弐段昇段を許可して頂いた竹隆光師範をはじめ、有村博幸師範代、大野五十三先生、諸先生・先輩方、関係各位の皆様、誠に有難う御座いました。そして、審査を受審するにあたり協力、応援して頂いた先生、先輩方、道場生、保護者の皆様、家族に感謝致します。
これからは弐段という段位に恥じぬ空手家、人間になれるよう一層努力精進していく所存でございます。押忍。