昇段レポート 横内辰也(2021年2月14日取得)
2021/06/21(月)

初段(鹿児島県支部)2021年2月14日取得

昇段審査を終えて今思うこと

  今から十一年前、私の体系が猫背であることから、姿勢を良くする為に空手を体験してみませんかと声をかけてもらい、初めて道場に足を運びました。それが空手を始めるきっかけでした。それから十年間、黒帯の指導員の方々や多くの空手仲間に支えられて昨年一級に昇級することができました。その時私は六十一歳になっていました。

 道場の先生より空手は有段者になって初めて空手道がスタートするのだといわれました。年齢も若くないので、これから一年かけて昇級を目指すことが望ましいと話されました。

 その日から、令和三年春季昇段審査(黒帯を目指して)練習記録簿を作り、柔軟・腕立て・ジャンピングスクワット・ビッグミット・型・組手の、練習した内容に〇印をつけるようにしました。

 練習は出勤前の早朝五時三十分から一時間と夕方に松元道場で行い、仕事開始前と昼休みに職場のロビーで行い、一年間練習に励みました。

 昇段審査では筆記試験があることを知り、道場訓・押忍の意味・型の三要素・極真の精神や理念の意味を覚えました。生きる上でとても大切な心構えであると思い、これからの人生の中で、頭の片隅において日々生活したいと思っています。

 この一年間、松元道場や他道場の先生方や空手仲間の方々に、ご指導・ご支援をいただき、心より感謝申し上げます。

 今回、貴重な体験をさせていただき、空手を行う上で、改めて柔軟の大切さ、基本練習がどれだけ重要であるか再認識できたと思いました。

 審査会で十人組手の相手をしていただいた方々、そして応援していただいた会場の皆さん、審査会の運営に関わられた指導員の先生方に、心よりお礼を申し上げます。

 今後は、松元道場の仲間と一緒に心技体を鍛えて、青少年の健全育成を中心としながら、松元道場の発展に微力ながら尽力できればと思っています。押忍。

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