この度は昇段審査のお許しを頂き、深く感謝申し上げます。思い返せば27年前、高校生の頃に寸止空手を習っておりました。
格闘技を見るのも好きで、よくテレビを見る中で当時の映像で極真空手の凄さ強さに魅了され私もいつかはと思っていましたが、高校の頃は入門する事なく社会人になり当時の職場近くにありました姶良道場に入門書を貰いに行ったことを覚えております。
しかし、ここでもまた仕事で転勤が決まり入門することなく十数年の時間が経ちました。
そんな時に現在の職場近くの吉野道場を覗き、当時の憧れが蘇り入門させて頂きました。空手は高校卒業後は練習していませんでしたが体を鍛えることは私なりに続けておりましたので、そこそこ動ける、できるのではと軽く考えていましたが入門してすぐの稽古で自分のその甘さを思い知り、当時憧れた極真空手の凄さ、強さを思い出しました。
それから吉野道場の鈴木先生に指導していただき苦しく辛い稽古もありましたが楽しく分かりやすく指導していただき、ここまで続けられたことは鈴木先生のおかげであります。
また、昇段に際しましては有木先生、間普先輩、吉野道場の皆さんに稽古も協力してもらい、十人組手も最後までやりぬくことができました。
私自身として内容は足らないところばかりでありますが最後までやりぬくことができたのは協力応援いただいた先生、先輩、道場生の皆、周囲の皆様、家族のおかげであり、感謝しかありません。本当にありがとうございました。
審査の最後に、竹師範が仰った「黒帯がゴールでなく、黒帯がスタート」の言葉を胸に、今後も精進していきたいと思います。
最後になりますが、昇段審査の許可を頂いた竹師範、有村師範代をはじめ審査を受けるにあたり協力応援頂いた諸先生、先輩方、吉野道場の皆様、関係する全ての方に改めてお礼申し上げます。誠にありがとうございました。
これからもワールド極真会館の名に恥じぬ人間になるように精進致します。
押忍