初段(鹿児島県支部)2020年7月5日取得
僕が空手を始めたのは5歳の時でした。始めたきっかけは、空手を見に行った時にみんな一生懸命練習しているのを見て、「僕も空手をしてみよう」と思って空手を始めました。けれど、いざやってみると、とてもきつくて、打たれたり、蹴られたりすると痛かったけれど同時に「僕もこんな強くなってみたい」という気持ちが芽生えました。
でもどんなに練習をしても上手くいかなくて、試合でも一回戦・二回戦ですぐに負けて、いつも泣いていました。でもお父さんとお母さんがいつも支えてくれて反省点や良いところを言ってくれたのですごい励みになりました。それから練習がない日でも練習をして、他の道場に出稽古に行ったりして人の数倍努力しました。
そしたら、県大会などでも勝てるようになり優勝もできるようになっていきました。けれど全国大会などに出てみるとすぐに負けて全国にはまだまだ強い人がいるんだなと思って、より一層の努力をしないといけないなと感じました。
それからは先輩達とも本気でするようになりました。でも怖くてなかなか自分の空手が出来ませんでした。そんな時にお父さんに「弱気は最大の敵」という言葉を言われました。その時に僕は誰とする時も強気で行こうと決めました。そこからは全国大会や国際大会などでも入賞や優勝出来るようになっていきました。
そんな時に初段審査の話を聞きました。ずっと一緒に頑張ってきた先輩と受けることにしました。いろんな先輩達からアドバイスをもらいながら練習をしました。型や組手の練習に励みました。
審査当日は、マスクをしての審査だったのできつかったけど基本や型を順調に進めることが出来ました。組手では4人目までは順調でしたが、そこからは体が全く動きませんでした。けれど、皆の応援を力に頑張ることが出来たので良かったです。先輩と一緒に黒帯を取れて本当に嬉しかったです。
最後に10年間指導してくれた指導者や先輩方、支えてくれた人たちに感謝してこれからもより一層の努力をしていきます。本当にありがとうございました。押忍。