弐段(大分県支部)2020年3月29日取得
「51歳の挑戦」
押忍、この度弐段昇段審査のお許しを賜りました谷口師範に感謝致します。誠に有難うございました。
前回、初段審査内容が到底納得いくものではなく、その反省を生かし、以後は足りなかった物を補う稽古をしてきました。指導においても少年一般、壮年の稽古、またそれらの昇段や試合の為の稽古、アドバイス等意識を持って理論的な稽古を心掛けてきました。また、大山総裁のお言葉にあるよう「20代と同じ稽古を40代の者がするのはよくない」その時その人が怪我をせず最大限力を発揮できるようにバランスを考え指導し共に稽古してきました。それらも糧にし今回の審査に臨みました。
そして2019年12月に翌年3月の昇段審査のお許しを頂き準備に入りました。3ヶ月と短い準備期間ではありましたが、暖冬のおかげもあり怪我もなく充実したトレーニングを積むことが出来ました。
そして3月29日、熊本より谷口師範がお越しになり審査を実施して頂きました。今回受審者が私一人という事もあり審査は淡々と進みました。最後の20人組手に入る前に既に息が上がっておりましたが、何とか気合いと仲間の声援に力をもらい完遂する事が出来ました。また50を過ぎてもこれだけやれるんだという事を後輩達に見て欲しい気持ちも強くありました。経験と稽古は裏切らない事を。
そして対戦相手の皆から胴上げしてもらい、谷口師範からもお褒めの言葉を頂きました。本当に嬉しかったです。
最後にこの未曾有の事態の際に審査を実施して頂いた谷口師範、集まってくれた大分支部の先輩方、仲間に心から感謝致します。ありがとうございました。極真の精神を忘れず今後も精進していく所存です。