初段(鹿児島県支部)2020年2月16日取得
空手について
僕は、親に勧められて年長の頃に空手を習い始めた。近い年代の人が多く、僕も始めたてはとても怖かった。特に組手の稽古では、何回も逃げたりしていた。
小学生になって、いろんな大会に出場するようになった。道場内の人たちがいろんな大会で入賞していて、強くなりたいと思った。同じ階級に強い人たちがいて、最初は勝つこともできなかった。しかし、毎日稽古を積み重ねることで大会でも勝ち進めるようになった。時には県外の大会にも出場して入賞も少しずつできるようになった。高学年になるにつれて出場する人数が減ってきたけど、背の高い選手が多くなってきて、戦い方も難しくなり、負けることが多かった。
中学生になってからは、上の学年の選手とも戦うようになり、高い壁があるのを思い知らされた。何回も負けたけど、メンタルが成長しているのも感じた。
高校生になってすぐ、国際大会に出場させてもらった。全国から集まってきた選手を目の前にして、自分はまだまだだなと思う所が多く、今後の空手の稽古につながる貴重な経験となった。高校生になって体格が出来上がりつつある年齢でもあり、一番成長できる時期であるので、成長していきたい。
ここまで長く続けることができたのは、支えてくれた家族をはじめ、指導して下さった先生方、稽古の相手となってくれたみんなに感謝の心を忘れずに、また空手以外でも感謝して、恩返しをしていきたい。
そして、今まで教わってきたことを、自分や困っている方の助けになるように、日々の生活でも周囲に目配り、気配りができるようになりたい。また、黒帯として、みんなのお手本となるように必要なことを考えながら頑張りたい。