初段(鹿児島県支部)2018年10月21日取得
押忍。この度、昇段審査という機会を頂き本当にありがとうございます。
私は小さい頃から空手という武道に憧れがあり、強くなる為には最高峰の極真空手と思っていました。
入門してからは、それまで全く運動とは無縁の生活をしていた為、基本稽古についていく事ですら精一杯で、今後大丈夫なのか、続けていけるのか不安でした。
しかし、このままではいけないと毎回自分なりの課題を決めて稽古に参加するようにしました。続けていく中で一つ一つ課題を達成する事が次への楽しみとなり、苦しい時や怪我で思うように動けない時もありましたが何とか踏ん張る事が出来ました。
それから試合に何度か出場したのですが、結果は自分の目標には全く及ばず悔しい思いをしました。敗因は何なのか自分なりに色々と考えました。
そして気付きました。自分に負けているという事、限界と決めているのは自分だという事を。
それから考え方を変え、相手に負けても自分には負けるなと心に言い聞かせ、日々の稽古に励むようにしました。
入門当初は、本当に不安で一杯でしたが、熱心に指導そして助言を下さいました先生方道場生の皆様方、沢山の支えがあって昇段審査まで辿り着く事が出来ました。感謝の気持ちで一杯です。
昇段審査は、型、10人組手共に自分が思うようにいかず課題は残りましたが、完遂する事が出来ました。
今、極真空手の基本が終わり、これからが「心・技・体」真を極める為の本当のスタートだと身の引き締まる思いです。
極真空手の黒帯を締めるに値する者になる為に、今後もより一層努力し向上心を持って精進していきます。 押忍。