極真空手に入門しようと思ったきっかけは息子が生まれたことでした。
将来息子に空手を習わしたく思い、自分が出来ないことをさせたくないという思いで、自ら二〇一六年の三十六歳の誕生日の翌日、川内道場へ見学に行き、そのまま入門しました。
それから約五年半。
仕事の都合でなかなか稽古に行けないこともありましたが週一~三、稽古に行き、稽古のきつさに正直行きたくない事もありましたが、ようやく昇段試験を受ける資格を得ることが出来ました。
昇段試験は七月開催ということもあり気温も高く過酷な環境でありました。
暑さにスタミナを奪われ型はもちろんのこと一〇人組手は最後立っていることがやっとの状態であり、実力をすべて出せたかというと不明な状態でしたがすべてを出し切った爽快感はあり、また改めて自分の弱さを知るきっかけとなりました。
これまで指導していただいた先生、先輩方はもちろんのこと、自分の好きなことをさせてくれた家族には本当に感謝しております。
私にきっかけをくれた息子も二〇二〇年二月四歳のときに入門し現在一〇級で頑張っております。
初段となった今、息子含め少年部・一般部の指導もさせていただき大変光栄に思っております。
入門当時まさか私が前に立ち指導員として立っているとは全く思っておりませんでした。
今後の目標として、これまで通り稽古に参加することはもちろんのこと、弐段を目指し日々精進し、息子はじめ少年部等育成にも力を入れていきたく考えております。
たくさんの新しい経験、そしてたくさんの新しい出会いをもたらしてくれた極真空手、本当にありがとうございます。